季節を彩る暮らしのコラム・秋編

心と体にやさしいハーブティーでリラックス。

寒くなってくると、温かい飲み物が恋しくなりますね。なかでも香り高いハーブティーは、ほっと一息つきたいときにピッタリ。
今回は、秋冬向けのホットハーブティーのレシピなどをご紹介します。 豊かな香りと味を楽しみながら、ハーブの力を活用して、美容や健康に役立てましょう。


ホットハーブティーの魅力
秋から冬へ向けて、寒さに体が慣れるまでは体調不良が起きやすい季節です。ハーブティーを飲んで体を内側から温め、本格的な冬の寒さに備えましょう。体が冷えてしまって眠れないときなどは温かいハーブティーを飲むと、ゆっくりと体温を上げてくれるので、よく眠れるようになります。

そして、ハーブティーの最大の特徴といえるのは、その香りでしょう。 ハーブのもつ豊かな香りによって、アロマテラピーと同様の効果も得られます。 心をリラックスさせてくれるカモミールやローズ、ラベンダーなど、爽快な気分にしてくれるミントやタイム、レモングラスなど、香りを嗅ぐことでも心と体のバランスを整える効果が期待できるのです。

上手な飲み方、楽しみ方
ハーブティーは一度に大量に飲むよりも、数時間おきに飲んだほうが 有効成分が体内にとどまっている時間が長くなるため、効果的です。毎食後や朝起きたとき、ティータイムなどに飲むとよいでしょう。
ここではまず、おいしく飲むための基本的な入れ方とポイントをご紹介します。

<ハーブティーの入れ方>
  1. お湯を沸かし、沸騰が少しおさまったところで、適量のハーブを入れたティーポットに注ぎます。
  2. 有効成分と香りを逃さないために、必ず蓋をします。
  3. 花や葉のものは3分くらい、実や根のものは5分くらい抽出し、茶こしでこして、カップに注ぎます。

大切なのは、ハーブの質や状態によって蒸らす時間を加減すること。 蒸らしすぎると、ハーブ本来の味や香りを変えてしまいます。 ティーポットとカップは、あらかじめ温めておきましょう。

ティーポットは、金属製のものは避け、ガラスや陶器、ステンレス製のものを使うと、 色や風味が変化しません。 ハーブティーの美しい色も楽しむためには、耐熱ガラス製のものがおすすめです。

秋冬におすすめのハーブティー
ハーブには種類によって、それぞれ個性的な特徴があります。 たとえば、ジンジャーは体を温める作用があり、冷え症を改善します。 インディアンが古くから利用してきたというエキナセアは体の免疫力をアップし、 風邪を引きにくくしてくれます。 飲む前に色の変化が楽しめるマロウブルーは喉の痛みや咳を鎮め、 濃いめに出せばうがい薬にもなります。

ハーブティーは単品で楽しむほか、好みでブレンドすると味と香りがさらによくなり、 相乗効果により薬効を高めることができます。 まずは1種類ずつ味わってみて、好みのハーブがいくつかみつかったら、 いろいろなブレンドも試してみましょう。 今回は、寒い時期におすすめのレシピをご紹介します。

抵抗力をアップして風邪の予防に <ヘルシーティー>

(材料)2杯分

エキナセア(ドライ)小さじ1
ローズヒップ(ドライ)小さじ1
お湯2カップ

(作り方)

  1. <ハーブティーの入れ方>にある方法で、ブレンドしたハーブティーをつくります。
  2. 好みでハチミツなどを加えると、より飲みやすくなります。

ビタミンCを補給して美肌づくりを <スイートカモミールティー>

(材料)2杯分

カモミール(ドライ)小さじ2
オレンジマーマレードジャム小さじ2
お湯2カップ

(作り方)

  1. <ハーブティーの入れ方>にある方法で、カモミールティーをつくります。
  2. 仕上げに、オレンジマーマレードを静かに入れます。

甘くスパイシーな香りが眠りを誘う <ジンジャーミルクティー>

(材料)2杯分

紅茶小さじ2
ショウガの薄切り2〜3枚
2カップ
牛乳1/2カップ
砂糖大さじ1
シナモンパウダー少々

(作り方)

  1. 鍋に水とショウガの薄切りを入れて煮立てます。紅茶を加えて、再び煮立ったら牛乳を加え、煮立つ直前に火から下ろし、1〜2分蒸らします。
  2. 1 に砂糖を加え、茶こしでこしてカップに注ぎ、シナモンをふります。

ハーブティーには、香りと味が楽しめるだけでなく、癒しの効果もあります。
ハーブティーを上手に取り入れて、毎日の生活にゆとりとうるおいをもたらし、 元気に寒い冬を乗り切りたいですね。


Column:戸田恭子
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