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注文住宅 | 2023.02.20

新しい生活様式に合う間取りは? 在宅ワークOKの豊かで安心な住まい

新型コロナウイルス感染症が流行してから、住まいに対しての考え方も大きく変化しました。これらの変化に対応することで、普段の生活をより充実させることが可能です。

本記事では、これから新築やリフォームを検討する人に、新しい生活様式におすすめの間取りを紹介します。

1.新しい生活様式におすすめの新築やリフォームの間取りのポイントは?

コロナ禍の影響により、住まいに求めるものがより高まっています。家にいる時間が長くなり、在宅ワークも主流になったこと、家の中で趣味の時間を過ごす傾向が高まったこと、ウイルスを持ち込まないための需要が高まったことなどが主な要因です。

現在のコロナ禍が落ち着いたとしても、今後新たなパンデミックが起きる可能性もあります。そのため、どのような変化にも対応できる住まいにしておくことも重要です。

新しい生活様式に合った間取りを導入することで、緊急時だけでなく平常時においても家で過ごす時間をより豊かにすることができます。

2.ポイント①衛生対策

最初に挙げられる対策が家族の安全を守る衛生対策です。

2-1.玄関内の手洗いスペース

外からの有害物質を持ち込まないために大切なのが、手洗いスペースです。玄関から手洗いまでの距離を短くし、帰宅してすぐに手洗いとうがいができれば、ウイルスを家の中に持ち込んでしまうリスクも少なくなり、居室を清潔に保ちやすくなります。

また、家の中を汚しにくくするうえでも効果的です。 お子さんがいるご家庭であれば、 お子さんが外で汚したものをすすいでから家の中に入ることもできます。

機能的でおしゃれな洗面台を導入すれば、玄関のアクセントにもなるでしょう。あるいは、少し間取りを工夫して、手洗いスペースを見せないようにするのもおすすめです。家の動線を考えて玄関の洗面台はサブ的な役割に抑え、メインの洗面台を別でつくっておくという方法もあります。

2-2.玄関内のクローゼット

玄関にクローゼットをつくることもおすすめです。上着などの外のものを居室やリビングに入る前にしまっておくと、ウイルスだけではなく、花粉などを居室やリビングに持ち込まずに済みます。

ウォークインクローゼットをつくる方法も選択肢です。ウォークインクローゼットとは、人が入れるくらいの広さがある収納スペースで、上着や鞄だけでなく、ゴルフバッグやベビーカーなどもすっきりとしまえます。姿見鏡を置いておけば、お出かけ前に身だしなみをチェックすることも可能です。

2-3.除菌ができる全館空調

除菌ができる全館空調の導入もおすすめです。全館空調とは、家全体の空気を循環させ、冷暖房や換気等の空調管理を1台の室内機で管理する方法です。全館空調を導入することで、家全体を快適にしつつ、コロナ禍への対策ができます。

三菱地所ホームの全館空調「エアロテック」は、立上ダクトに設置された「UVクリーンユニット」を追加することで空気中のウイルス、臭気、アレル物質をまとめて除去可能です。深紫外線LEDやエキスパンド光触媒フィルターにより、OHラジカルを発生させ、ウイルスや臭気、アレル物質の酸化分解反応を促します。

家中どこにいても快適な温度を保ちながら、家全体の除菌も行い、快適な室内環境を実現できます。

3.ポイント②在宅ワーク対策

これからの家づくりでは、在宅ワークでも集中して仕事ができるように環境を整えることが大切です。大人とお子さんの両方が集中して過ごせるよう対策しましょう。

3-1.狭くてもプライバシーが保てる書斎スペース

書斎スペースがあれば、自宅で快適に仕事ができます。仕事で使いたいデスクのサイズや必要な機器をリストアップし、適切な広さを検討しましょう。オンライン会議をする場合であれば、防音対策をしておくこともおすすめです。

十分な広さの書斎が確保できない場合でも、仕事用のスペースを確保する方法はあります。例えば、リビングやウォークインクローゼットの一角に、パーテーションを設置するなどの方法がその1つです。

三菱地所ホームの家では、全館空調があることで、廊下や階段の踊り場などにも快適な書斎スペースをつくれます。

3-2.集中して自宅学習ができる子ども部屋

お子さんが集中して勉強できるよう、子ども部屋をつくることも大切です。 タブレット学習が求められる状況もあり、周りに気を使うことなく勉強できる環境を用意してあげたいところです。

きょうだいが1部屋を使う場合は、ロフトをつけるなどして居場所を分けると、それぞれに勉強スペースをつくれます。三菱地所ホームであれば、全館空調でロフトであっても快適な空間で勉強できます。

4.ポイント③おうち時間を豊かにする工夫

自宅キャンプや趣味など、おうち時間をより豊かに過ごせるような工夫も需要が高まっています。

4-1.自宅キャンプができるアウトドアリビング

アウトドアリビングを設けることで、自宅でも自然を感じながらキャンプ気分が楽しめます。アウトドアリビングとは、室内リビングとつなげるように、テラスや中庭をつくることです。

気軽に外に出やすい環境をつくることで、セカンドリビングのような使い方ができます。外にテーブルセットを出して、軽食やお茶をするだけでも非日常の気分が楽しめます。

お子さんやペットのプレイ空間として利用することも可能です。高めのフェンスを設けたり中庭空間をつくったりしておけば、人目を気にせずに遊ばせられます。また、 お子さんやペットが間違って外に出る心配もありません。

照明や電源を設置することで、夜もアウトドアリビングを活用することができるようになります。バーベキューはもちろん、風を感じながらドリンクを傾けるひとときを楽しむのも良いですね。

4-2.自由時間を満喫できる趣味スペース

趣味を楽しむためのスペースをつくるのもおすすめです。映画鑑賞を満喫できるホームシアター、ヨガやトレーニングができるスタジオ、楽器演奏が楽しめる防音室、料理に打ち込めるキッチンなど、三菱地所ホームなら自由設計で理想の趣味スペースを実現できます。

映画であれば、最近は配信サービスなどを使って自宅でもさまざまな作品を楽しむことができます。プロジェクターや音響にこだわることで、迫力ある映像を自宅で満喫することが可能。防音室にしておけば、楽器の演奏なども楽しめます。

5.ポイント④緊急時に備えた生活スタイル

緊急時の備えをすることにより、普段の生活における利便性も向上します。

5-1.通販やデリバリーの自由度を高める宅配ボックス

緊急時は通販やデリバリーを使用する頻度が高まります。そんなときにあると便利なのが宅配ボックスです。

コロナ禍では、宅配便を利用する際の感染リスクも話題になりました。宅配ボックスがあれば、宅配便の受け取りの際の感染のリスクを気にする必要はありません。また、配達時間を気にせず気軽に注文できます。
宅配ボックスはスペースもそれほど必要としないため、取り入れやすい点も魅力です。

5-2.家族分の食材をストックできるパントリー

家族分の食材をストックするためのパントリーの導入もおすすめです。パントリーは食料品などを保管するためのスペースで、水や米などの食料品を保管するのに重宝します。食料品だけではなく、ティッシュやトイレットペーパーなどの備蓄にも利用可能です。

広めにパントリーを確保しておくと、普段の収納にも活用でき、緊急時の備えとしても役立ちます。

6.新しい生活様式に合った間取りで家づくりを

新しい生活様式に対応した家をつくることで、より豊かで機能的な住まいを実現できます。衛生面や仕事のしやすさ、プライベートの時間など、これまで以上に家という空間をどのように活用するのか検討することが大切です。

三菱地所ホームでは、自由設計で新しい生活様式に対応した住まいづくりが可能です。これからの家づくりについて考えてみたいという方は、ぜひ一度ご相談ください。