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全館空調 | 2023.04.14

ボタニカルインテリアでコーディネート!実例やスタイリングのコツを紹介

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緑を感じられるボタニカルインテリアを取り入れたいと、憧れの気持ちを持っている人も多いのではないでしょうか。

しかし、闇雲にボタニカルインテリアを導入すると、管理しきれず失敗したり、調和が取れない空間になったりする可能性もあります。

そこで今回は、ボタニカルインテリアを取り入れたお部屋のコーディネート方法や、緑あふれるおしゃれな実例を紹介します。

1.ボタニカルインテリアとは?

ボタニカルとは「植物」や「植物由来の」を意味する言葉です。ボタニカルインテリアは、植物を取り入れたインテリアを示します。

本物の植物だけではなく、植物柄の壁紙やカーテンを取り入れることもボタニカルインテリアです。本物の植物には、心を落ち着かせる効果がありますが、本物ではなくても似た効果があるといわれています。

本物のボタニカルインテリアと植物柄をうまく取り入れることで、より調和の取れた空間を演出できるでしょう。

2.ボタニカルインテリアをお部屋に取り入れるメリット

ボタニカルインテリアは見た目の印象が心落ち着くだけではなく、部屋の環境を整える効果も期待できます。ここでは、ボタニカルインテリアをお部屋に取り入れるメリットについて説明します。

①自然を感じながらリラックスできる

ボタニカルインテリアを取り入れるメリットは、部屋にいながら自然を感じ、リラックスできることです。

ボタニカルインテリアを取り入れることで、人の視界に入る緑色の多さを示す、緑視率が上がります。緑色が増えることで、ストレス緩和、鎮静作用、疲れ目を癒す効果があるといわれています。癒しの空間を作りたいのであれば、ボタニカルインテリアを取り入れることがおすすめです。

② 空気がきれいになり調湿効果が期待できる

ボタニカルインテリアとして観葉植物を取り入れることで、空気をきれいにし、調湿効果が期待できます。観葉植物は二酸化炭素や有害物質を吸収し、酸素を吐き出すためです。

また、観葉植物には、空気の浄化作用がある「フィトンチッド」が含まれています。フィトンチッドは、消臭効果や脱臭効果があり、部屋を心地よい状態にしてくれる植物由来の成分です。植物は呼吸を通して、水分を出すため、調湿効果が期待できます。

3.ボタニカルインテリアを取り入れたスタイリングのコツ

ボタニカルインテリアを取り入れる際に、どうすれば部屋全体の調和が取れるのか、迷う人もいるのではないでしょうか。ここでは、ボタニカルインテリアを取り入れたスタイリングのコツを紹介します。

①ナチュラルな北欧テイストと相性抜群

ボタニカルの自然豊かな雰囲気を大切にするなら、家具もナチュラルな素材を合わせるのがおすすめです。具体的には無垢材のテーブルや椅子、床材などは、部屋に合わせやすいでしょう。自然で手に入る素材を取り入れることで、暖かい印象を与えられます。

北欧テイストを導入することもおすすめです。北欧テイストは白色を中心にして、家具を木製や布製のものを取り入れています。そのため、緑色を基調とするボタニカルインテリアとの相性がよいことが特徴です。

②ソファやラグなど家具にも緑色を取り入れて

ボタニカルインテリアだけではなく、ソファやラグなど、家具に緑色を取り入れることもおすすめです。緑を取り入れることで、部屋に統一感が生まれます。

大きな家具などの緑の割合が多すぎる場合には、クッションなどの小物に緑色を取り入れることもおすすめです。小物に緑色を取り入れることで、部屋のアクセントになります。

小物を部屋のさまざまな場所に取り入れることで、ボタニカルな印象を強く与えることが可能です。

③ 白い壁やカーテンにグリーンが映える

白い壁やカーテン、床に対して、ボタニカルインテリアを取り入れると、緑をより引き立てられます。壁やカーテン、床は部屋全体に対して占める割合が多く、これらの部位に白やベージュなどの色を取り入れることがおすすめです。

緑を多く取り入れすぎるのではなく、中くらいのものから小さいものを複数組み合わせて部屋のさまざまな場所に配置しましょう。特に窓際は日光が緑と相性がよく、緑が引き立ちやすくおすすめです。

4.ボタニカルインテリアの実例

三菱地所ホームでは、ボタニカルインテリアを取り入れた施工事例も豊富です。ここでは、ボタニカルインテリアを採用した、おしゃれな住宅の実例を紹介します。

①公園のように緑を近くに感じられるリビング

平沼橋ホームギャラリー

平沼橋ホームギャラリーは、カリフォルニアテイストを取り入れ、石や木をはじめとした自然素材を豊富に取り入れたホームギャラリーです。

大きい窓を取り入れることで、開放的な空間となり、室内中心に配置した緑を引き立てています。窓の外にも大きめの植栽を取り入れることで、部屋の外と中の調和を取ることが可能です。

間仕切りはほとんどなく、部屋全体が一体となっています。そのため、植物のもつリラックス効果がどこにいても感じられるつくりが特徴です。階段周りには本棚があり、くつろいだ状態で読書をしつつ、緑を楽しめます。

②1階と2階をつなぐ大迫力のシンボルツリー

和モダンのリビングルームの中に1階と2階をつなぐシンボルツリーを取り入れています。広めの吹き抜け部分に、大きい窓を取り入れることで、空まで突き抜けるような開放的なつくりになっている点が特徴です。

部屋に緑のラグや緑のクッションカバーを取り入れることで、アクセントになっています。シンボルツリー以外にも、さまざまな場所で緑が取り入れられており、心落ち着いた時間を過ごせるでしょう。

5.ボタニカルインテリアを取り入れるときの注意点

ボタニカルインテリアは管理の仕方が問題になり、扱いを間違えると、部屋の印象や空気に悪影響をもたらす可能性があります。

ここでは、ボタニカルインテリアを取り入れる際の注意点を紹介します。

①空気を循環させる

植物を取り入れる際には、風通しがよい状態を維持することが大切です。風通しがよくない場合、土に与えた水が乾かないまま根腐れする、病気になる、カビが生えるなどのリスクがあります。

そのため、ボタニカルインテリアを取り入れる際には、空調管理や、定期的な換気を行い、植物が傷みにくい環境を整えることが重要です。サーキュレーターを回し、空気を循環させることも効果的です。特に夏場はカビが生えやすいため、注意しましょう。

三菱地所ホームでは、全館空調「エアロテック」によって、24時間365日どの場所でも快適な温度を維持しつつ、換気することが可能です。そのため、観葉植物が育てやすい環境を整えられます。

②手入れのしやすい植物を選ぶ

ボタニカルインテリアを導入するのであれば、室内でも育つ植物であり、育てやすい植物を選ぶと、無理なく育てられます。植物によっては適切な環境に違いがあり、不適切な環境においてしまう、水やりや剪定を怠るなどすると、枯れてしまうものも少なくありません。

配置する環境や気温を気にせず配置しやすいボタニカルインテリアもあるため、そのような植栽を選ぶことがおすすめです。特にポトス、ペペロミア、パキラは観葉植物として高い人気があります。これらの植物は頻繁な水やりが必要なく育てやすいことが魅力です。

細かい管理に自信がない場合には、このように手入れしやすいものを選ぶと、枯らすことなく、長期間ボタニカルインテリアを楽しめるでしょう。

6.ボタニカルインテリアと建築を一体化させた家づくりをしよう

浜田山ホームギャラリー

ボタニカルインテリアでまとめた部屋は、おしゃれで癒しがある空間を演出できます。ボタニカルテイストを取り入れるのであれば、建築とグリーンを融合させた設計を最初にしておくことがポイントです。

事前に配置を決め、環境に合わせた植物を選ぶことで、ボタニカルインテリアを取り入れて失敗するようなことも少なくなるでしょう。

2023年1月に関西エリアに開設した『芦屋 ホーム&スタイル』ではボタニカルファニチャーを提案・販売しています。

実際にボタニカルインテリアを導入している様子は、首都圏では市川ホームギャラリー、浜田山ホームギャラリー、平沼橋ホームギャラリーで体感可能です。ボタニカルインテリアとお部屋が調和している様子を体感してみてはいかがでしょうか。

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