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キッチンに隣接するパントリー

注文住宅 | 2023.10.25

パントリーを作るメリット・デメリットとは?便利な使い方実例を紹介

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注文住宅を建てる際、パントリーを取り入れるべきか迷っている人も多いのではないでしょうか。パントリーはキッチン周りの収納を増やせますが、ある程度の面積が必要なうえ、間取りの工夫も必要です。

本記事では、パントリーのメリットやデメリット、実例、設置する際のポイントについて解説します。

1.そもそもパントリーとは?パントリーの必要性について

食品や食器を整理整頓して収納できるパントリー

パントリーとは、食品や食器を収納するためのスペースです。キッチンのそばに設置され、独立した部屋として設置するウォークインのタイプや、人の通りぬけができるウォークスルーのタイプがあります。

住宅で必ず必要とされるものではありませんが、食品や食器などの収納量が増えるため、まとめ買いをする人や大家族、災害用保存食を保存したい場合には、非常に便利な空間です。

2.パントリーを作るメリット

食品を収納する可動棚

パントリーはキッチン周りの環境にこだわりたい人に大きなメリットがあります。具体的なメリットについて解説します。

2-1.キッチンをスッキリとさせられる

パントリーは常温で保管可能な食品や食器が収納できます。それらのものをパントリーに収めることで、キッチン周りをスッキリさせることが可能です。食器棚には収めにくい大きな鍋やホットプレートなども簡単に収納できます。

キッチン周りのインテリアをよりきれいに見せ、日常感を感じさせない空間作りが可能です。近年ではキッチン家電に加え、冷蔵庫をパントリー内に設置する家庭も増えています。

キッチン周りのものが減るため、掃除も簡単です。

2-2.食料品や日用品を大量にストックできる

パントリーは食料品や日用品を大量にストックできます。共働きの場合や大家族の場合は、食料品や日用品をまとめて保管できるパントリーがあれば、収納に困りません。

場所をとりがちなものとしては、お米やウォーターサーバーの水、災害用備蓄品、ペットの餌、トイレットペーパー、日用品など、幅広くまとめて管理できます。

3.パントリーを作るデメリット

備蓄用品・保存食

パントリーにはメリットだけではなくデメリットもあるため、設置する際は注意が必要です。間取りを工夫しないと使い勝手にも影響するため、必要性をよく考える必要があります。

ここでは、パントリーを作るデメリットを紹介します。

3-1. 広い面積が必要

大容量のパントリーを作るためには、その分の面積が必要です。敷地面積がそれほどない場合、パントリーを設置することで、居住スペースが圧迫されることがあります。

パントリーのスペースを作るだけではなく、収納用の棚も作るため、設置費用もかかります。そのため、住宅面積や予算に十分な余裕がない場合には、設置が難しいこともあるでしょう。

そのため、キッチン周りにそこまでの収納スペースが必要かどうか、何を置くのか、事前に検討しておくことが大切です。

3-2.整理整頓をしないと使いにくい収納になる

パントリーは大容量ですが、考えなしに収納すると、かえってものを出しにくくなり、使いにくくなります。特に問題なのは奥行きのある棚です。奥行きがあることで、奥にあるものを取り出しにくくなります。

ものが多くなることで、どこに何があるか把握できなくなることもあるでしょう。そのため、収納ボックスやラベルなどを利用し、効率的に管理できるよう工夫することが大切です。奥行きを狭くし、何があるのか視認性を高める方法もあります。

4.パントリーを作るときのポイント

使い勝手の良いキッチン

パントリーを作るためには使い勝手を意識することが大切です。事前にしっかりと計画を立てておけば、より使い勝手のよいパントリーが完成します。

どのような点を意識してパントリーを作るべきか、そのポイントを紹介します。

4-1.収納する物を考えてパントリーの大きさを決める

パントリーは広さだけではなく、収納するものを考えて、大きさを決めることが大切です。例えば、奥行きが深いとものが取り出しにくくなり、使い勝手が悪くなります。ただし、奥行きがなさすぎると、保管したいものが保管できなくなることもあるでしょう。

そのような事態を回避するためには、事前に何を収納するのか、決めておくことが大切です。収納するものをある程度決めて大きさや奥行きを決めると、最適な大きさのパントリーになります。

4-2.可動式の棚にする

可動式の棚にすると、収納の使い勝手を柔軟に変更できます。可動式の棚とは、棚の高さを後から変更できる棚のことです。

ライフスタイルの変化により、収納したいものが変化することもあります。可動棚があれば、変化に合わせて、棚の高さを柔軟に変更できるため、使い勝手を損なうことがありません。

4-3.換気をしやすくする

パントリーは密閉された空間になりやすく、密閉されていると熱や湿気がこもりやすくなります。熱や湿気があることで、食料品や日用品が傷む可能性もあるでしょう。そのような事態を回避するため、換気しやすいように窓や換気扇をつけておくと安心です。

三菱地所ホームの全館空調「エアロテック」は、キッチンなど隣接された空間から吹き出るきれいな空気が間接的にパントリー内にも循環します。その結果、パントリーの温度も快適な状態に維持することが可能です。

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5.工夫次第で暮らしが快適に!パントリーの便利な使い方実例

パントリーは普段見る機会が少なく、何を置くべきか、どのような空間になるかイメージしにくい人もいるでしょう。ここでは、パントリーの使い方について実例を紹介します。

5-1.在庫状況が一目でわかる大容量のパントリー

在庫状況が一目でわかるウォークイン式のパントリー

こちらは在庫状況が一目でわかるパントリーです。写真右側の棚には、ティッシュや歯磨き粉、掃除道具などの日用品が置かれ、左や中央の棚には水、油、お酒などの食料品が保管されています。どこに何があるか、一目瞭然で簡単に把握可能です。冷蔵庫も設置してあり、要冷蔵のものも保管しやすくなっています。

ストックが少なくなった場合でもすぐに把握でき、必要なものを忘れずに補充しやすい状態に整えられています。

5-2.生活空間を圧迫しない省スペースのパントリー

生活空間を極力圧迫しない、省スペースのパントリー

こちらは生活空間を極力圧迫しない、省スペースのパントリーです。スペースが少ないため、敷地面積が限られている場合でも、無理なく設置できます。常温保存ができる乾物、缶詰、お酒などが保存できます。

可動棚が採用されており、保存するものの大きさに合わせて棚の高さを変更可能です。比較的奥行きがある棚のため、かごや収納ボックスをつけておくことで、奥にあるものもスムーズに取り出しやすくなります。

高いところのものもスムーズに出せるよう、ハシゴや踏み台を置いておくと便利です。

5-3.キッチンと連動するL字型の大型パントリー

キッチンと連動するL字型のパントリー

キッチンと連動するL字型のパントリーです。L字型のため、幅広く収納しつつ、どこに何があるかを簡単に把握できる作りになっています。

食料品に加え、大きめの鍋などの調理器具や食器、キッチンペーパーまでスペースの必要なものを幅広く収納可能です。収納するものに合わせて奥行きを変えており、スペースを無駄なく活用しています。

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5-4.細長いスペースを最大限活用したパントリー

キッチンと玄関の両方に隣接し、収納力と家事楽動線を確保したパントリー

こちらはキッチンと玄関の両方に隣接する形でパントリーを細長く設置し、収納力と家事楽動線を確保したスペースです。細長くすることで、多くの食料品や調理器具を効率的に保管できます。

玄関からすぐに入れる仕組みとなっているため、買い物から帰ってすぐに収納できるように工夫されていることがポイントです。玄関のそばに台車があるため、重たいものを奥にしまっても楽に運び出せるようになっています。

ウォークスルーなので、風通しがよく保管しやすい環境になっていることもポイントです。

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6.使い勝手抜群のパントリーを設置して快適に暮らそう

快適なキッチン

パントリーを設置すると、キッチン周りがスッキリし、食料品や日用品を大量にストックできます。しかし、パントリーはスペースが必要なため、無理に設置すると使い勝手が悪くなることもあるでしょう。

三菱地所ホームではパントリーのある注文住宅の施工実績が豊富です。容量と使い勝手にこだわったパントリーの実例をモデルハウスでご覧いただけます。ぜひ実際に足を運んでみて使い勝手のよさを体験してみてください。

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