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ハウスメーカーの「全館空調」って何?費用や具体的なメリットについて

目次

「家を新築するならば、できるだけ家族が過ごしやすい空間を作りたい」と願う人は多いのではないでしょうか。そのような思いに応えるべく開発され、近年、注目されているのが「全館空調」です。疲れた体を休めたり、リラックスしたりなど長い時間を過ごすことになる家の空調システムは非常に重要です。この記事では、「全館空調」について「メリットや注意点」を含めて詳しく紹介します。

1.家を建てるなら気になる!「全館空調」とは?

四季はがはっきりしているのは日本の魅力の1つですが、季節によって家の中でも寒かったり、暑かったりと過ごしにくくなるときもあります。たとえば、冬にはヒートショックも起きやすく、心筋梗塞や脳梗塞など生命に関わる症状を引き起こしてしまいます。特に、高齢者・高血圧や糖尿病の持病がある人がヒートショックになってしまうリスクは高いです。また、夏は暑さによる慢性的な寝不足による夏バテや熱中症になりやすいので注意が必要です。さらに、季節に限らず、家の中の場所によっても温度差はあるため、無意識にストレスもたまってしまいます。
「全館空調」を導入した家では24時間家全体の室温が冷暖房で調整されるので温度差を感じにくく、換気もされるので365日24時間ずっと快適に過ごすことが期待できます。しかし、「便利そうなシステムなので導入したいけれど、高額なのではないか」「費用対効果は良いのか」と気になっている人もいるのではないでしょうか。実際、メーカーによってさまざまな仕様や費用の違いがあります。気になる場合は、まず、資料を取り寄せたり、無料相談を利用したりして比較するのも良いでしょう。

2.全館空調システムを導入するなら2つのパターンがある

導入する場合、2種類ある全館空調システムから選択することになります。1つは「ハウスメーカー系列」、もう1つは「ビルダーフリー系列」です。ハウスメーカー系列の全館空調システムは、そのハウスメーカーとセットになっているものなので、ほかのハウスメーカーに依頼することはできません。たとえば、三菱地所ホームの「エアロテック」という全館空調システムがありますが、こちらは三菱地所ホーム以外のハウスメーカーで導入することはできないのです。一方、「ビルダーフリー系列」のものは、販売代理店となっている工務店を通して導入します。加盟店制度なので、施主は工務店を通してさまざまなメーカーから全館空調システムを選択できるのが特徴です。

3.全館空調システムの価格は?高いの?

導入するための費用はメーカーによって違いがあり、約150~300万円が目安です。性能と金額が必ずしも比例するわけではありませんが、スペックによる金額差は出やすくなっています。例をあげますと、「専用空調室を設ける必要性」「制御システムの細かさ」「配管工事の複雑さ」などです。空調室や天井・壁の配管を設置するための費用は設備費用以外に追加で必要になります。また、導入工事や電気代などもかかります。全館空調システムは家の機密性や断熱性が良いほど電気代を抑えることができるため、家自体がどのような状態であるのかという点も重要ポイントです。断熱材や遮熱材にこだわり、うまく活用するのも良いのではないでしょうか。

4.全館空調のメリット

こちらでは、全館空調システムを導入するメリットについて紹介します。

4-1.家中の温度を年間を通して一定にできる

大きなメリットは「家のどこにいても、24時間温度を一定にできる」点です。特に、暖房効率の悪い吹き抜けの家にはおすすめです。温度差が出やすい浴室・トイレ・廊下などはもちろん、1階と2階の温度差も室温が安定するため、熱中症や冷え性を防ぐことが期待できます。冷え性は女性に多く、夏は冷房の冷え・冬は寒さによる冷えで辛い思いをしている人も少なくありません。また、熱中症は冷房をつけていても起きる症状ですが、家の中の温度を一定にすると症状が出る可能性を低くすることにつなげられます。

ヒートショックは特に高齢者が冬場に起こしやすいもので、重度になると命に関わるケースもあります。高齢者がいる家庭ではヒートショックを防ぐために、ドアを少し開けるなどして工夫して温度差を作らないようにしているところもあるのではないでしょうか。暑さ・寒さによる不快感から解放されるので、いつでも家の中で快適・健康的な時間を過ごせます。

4-2.換気ができるため綺麗な空気を保てる

全館空調システムは高性能フィルターを通して換気を行うので、花粉・PM2.5など喘息やアレルギー症状を起こす原因を防ぐことに役立ちます。また、換気は冷暖房をかけながらできるので非常に便利です。一般的な空気調整設備は冷暖房をつけながら換気をする際、せっかく涼しくなったり、暖まったりした空気まで室外へ捨ててしまいます。そのため、冷暖房効率という意味では良いとは言えません。家を建てる際の法律で「第1種換気システム」を導入するように義務づけられています。これは簡単に言えば、機械で強制的に換気を行うものです。全館空調システムと空気清浄機能を兼用しているものを販売しているところもあるため、そのようなメーカーで導入することを検討するのも良いでしょう。

除湿機能も搭載されていれば、雨の日や冬など洗濯物が乾きにくいときに部屋干しをしても乾きやすくなります。また、室内で干せるので花粉が洗濯物に付いてしまう可能性を低くすることにもつなげられます。生乾きの嫌なにおいが洗濯物に付きにくくなるメリットもあるので便利です。

5.全館空調の注意点

全館空調システムは安いものではないため、それを念頭においたうえで「家族にとってコストパフォーマンスが良いかどうか」について考える必要があります。一般的なエアコンは15~20年で寿命を迎えるので、その都度各部屋それぞれに1台買い直さなければなりません。しかし、全館空調システムの場合、初期費用は高額ではあるものの、1台のみ導入するだけで良い点がメリットです。また、「月々の電気代が高額なのではないか」と気になる人もいるかもしれませんが、全館空調システムは冷暖房をつけた際も冷えた空気や暖まった空気を逃がさない仕組みになっているので、エアコンを各部屋で調整する必要がなく、結果的に電気代を抑えることが期待できます。

定期的なメンテナンスや点検も必要です。メーカーの中には導入する際に、定期的なメンテナンス契約をすることが条件となっているところもあります。全館空調システムは1台のエアコンで空調を管理しているので、それが故障してしまうと家の中全体に影響が出てしまいます。メンテナンス契約以外の普段のお手入れは、2週間に1回程度、一般的なエアコンの掃除をするときの要領でホコリなどをとれば良いので難しいものではありません。

体調面での注意点として「乾燥しやすい」点があります。一般的な冷暖房と同じように全館空調システムも空気が乾燥しやすくなるため、場合によっては加湿器をつけたほうが良いでしょう。メーカーによって保証・メンテナンス・電気代などランニングコストの差があるので、気になるメーカーを比較して導入を検討するのがおすすめです。

6.三菱地所ホーム「エアロテック」について

快適に家族が過ごすために取り入れる全館空調システムの1つとして、三菱地所ホームの「エアロテック」があります。約30年前に開発を開始し、26年間の販売実績があり、搭載率は約95%以上です。「エアロテック」は三菱電機との共同開発によって誕生し、10年という長期保証があるので安心して導入できます。点検に関しても、10年間無償(年1回)になっています。

さらに、標準的にHEMS対応なので、スマホやタブレットからコントロールすることも可能です。ダクトは社内設計者が設計を行い、快適さと省エネのどちらも実現しています。ほかのメーカーでは設備業者がダクト配管を行うのが主流となっており、間取りと空気の流れがきちんと考慮されていない場合もあります。

「エアロテック」は、2014年に「グッドデザイン賞」を受賞しています。家のプランと同時に最も効率的な空気の流れを作り出すデザインになっているため、空調のためにドアや壁で仕切る必要もありません。新築の家だけではなく、既存の家に導入することも可能です。温度調整は各部屋で行えるので、家族それぞれの好みで使いやすくなっています。換気の点では高性能防塵フィルターと除湿機能によって花粉・カビの胞子を約97%カットするので、ペットの気になるにおい・室内のホコリも屋外に排出してきれいな空気の中で過ごせます。電気代(冷暖房費)は約40%カット、各部屋で冷暖房を使用するより抑えることが可能です。

全館空調システムで年中快適な家に!

季節によって暑すぎたり、寒すぎたりと温度差に悩むことはストレスにつながりやすく、室内の空気が悪ければ家族の健康悪化に影響する可能性もあります。家の新築時には全館空調システムを導入し、健康的でストレスのない空間づくりをするのがおすすめです。10年間の保証と無償点検がある三菱地所ホームの「エアロテック」は快適空間で過ごせるうえ、電気代削減も期待できるので詳細をチェックしてみましょう。

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