新築時のカーテンはこう選ぶ!ブラインドなど種類別の特徴や費用

目次

カーテンのイメージ

新築のインテリアで想像以上に大きなウェイトを占めるのが、カーテンです。カーテンは面積が広いことに加え、日常的に使うものであるため、おしゃれなデザインだけでなく機能性も含めて選ぶことが大切です。

 

そこで新築時のカーテン選びで覚えておきたいポイントや、部屋別のおすすめカーテン、カーテンの失敗事例などを紹介します。

1.新築住宅のカーテンの選び方

新築カーテンは色や柄だけではなく、種類や機能まで考えて選ぶ必要があります。ここではカーテンをどのように選べば良いか、ステップごとに解説します。

1-1.【STEP1】カーテンの種類を選択

カーテン選びの最初のステップはカーテンの種類(タイプ)を選ぶことです。種類によって、光の入れ方や見た目が変わります。

1-1-1.ドレープカーテン

ドレープカーテンはひだがあり、ゆったりとしたカーテンです。一般的にカーテンといわれるとイメージするのはこちらで、日本の家庭で最も多く取り入れられています。そのため、種類が豊富で、デザインの幅も広い点が特徴です。仕組みがシンプルでメンテナンスも簡単にできます。

 

その反面、面積を取ってしまうため、部屋をすっきりとした印象にしたい場合には向いていません。

1-1-2.ブラインド

ブラインドは、細かい羽根がついた、ドレープカーテンよりもスッキリした見た目が特徴です。縦ブラインドと横ブラインドがあり、横型のブラインドはオフィスなどでよく導入されています。

 

羽根の角度を調整することで、視界を遮りつつ、光を取り入れる量を調整できる点が魅力。ただし、コードやチェーンで開閉するため、これらが故障すると修理費がかかり、メンテナンスにお金がかかってしまう場合もあります。

 

近年では木製のナチュラルなものや、シャープでありながら柔らかさを感じさせる色合いのものなどデザインの幅が増えています。

1-1-3.シェード

シェードカーテンは、大きな布を上からおろし、開けるときは上に畳むようにしてしまうカーテンです。窓の内側にきっちり収められると、窓周りをすっきりさせられます。生地の厚みで印象が変わるのが特徴で、厚みを持たせると、重厚感も演出できます。

 

ただし、ブラインド型と同様コードやチェーンで操作するため、メンテナンスに費用がかかる可能性があるのがデメリットです。

1-1-4.ロールスクリーン

ロールスクリーン

ロールスクリーンは、生地を巻きとりながら開閉できるカーテンです。上側がシェード以上にコンパクトにまとまるのが特徴です。

 

軽くてすっきりとしたデザインにしたい場合に、ロールスクリーンがおすすめです。コードやチェーンで操作するのは、シェードやブラインドと同様です。

1-2.【STEP2】カーテンの機能を選択

カーテンは設置する場所に応じて、必要となる機能が変わります。ここではどのような機能があるのか解説します。

1-2-1.遮光、遮熱

遮光性や遮熱性は、光を遮る、あるいは熱を遮る性能を意味します。遮光性や遮熱性はカーテンを選ぶ重要な要素であり、使う部屋によってどの程度の性能を求めるべきかが変わります。

 

例えばリビングであれば、遮熱性が高いカーテンを利用することで、冷暖房の効率アップに効果的です。寝室であれば、遮光性が高いと朝日を遮ることができ、ゆっくり眠りやすくなります。さらにUVカットがついたカーテンであれば、大切な家具を日焼けから守るのに有効です。

1-2-2.防音

機能性の高いカーテンを使った防音対策も可能です。近隣トラブルで多いのが、音の問題。特にペットを飼っているご家庭や小さなお子さんのいるご家庭では、防音効果のあるカーテンを選んでおくと安心です。

 

ただし、カーテンでの防音対策は中高音域と呼ばれる音が中心。電車の通る音などは通してしまいます。また、防音カーテンでも窓をしっかりカバーできていなければ効果を発揮しないので注意が必要です。

1-2-3.ウォッシャブル

カーテンを美しく維持するためには、メンテナンスが欠かせません。ウォッシャブルカーテンを選ぶと、自宅で洗濯して、清潔な状態を保てます。

 

三菱地所ホームの家は全館空調エアロテックが家の中の空気を清潔に保ち、チリやホコリがたまりにくくなるため、カーテンも汚れにくくなります。

 

このほか、防炎性やミラー加工を施したカーテンも人気です。機能が多くなると価格も上がるので、必要に応じて機能性を選択しましょう。

1-3.【STEP3】色や柄を選択

北欧風や無地などの柄や色もカーテンを選ぶ重要なポイントです。家の雰囲気に合わせて選ぶと統一感を演出できます。

1-3-1.床や壁の色とコーディネート

カーテン選びは床や壁、天井の色とのコーディネートが重要です。カーテンの色を床や壁と異なる色合いにしてアクセントとする考え方もありますが、面積が大きいため、部屋の雰囲気を損なってしまう可能性も。基本的には床や壁と調和する色や柄を選ぶのがおすすめです。

 

カーテンは最初に良いものを選べば、長く使い続けられます。なるべく飽きがこない上質なものを選びましょう。

1-3-2.家具を置いたときのマッチ度もイメージする

カーテンは家具とのマッチ度も重要です。あまりチグハグな印象にならないよう、内装・家具の決定とタイミングを合わせてカーテンも決めていくと失敗しにくくなります。

 

全体のトーンをどんな色で統一し、何でアクセントを加えるのかなどを考えながらカーテンを決めるとまとまりのある部屋に仕上がります。

1-4.【STEP4】レールを選択する

意外と部屋の雰囲気を左右するのがカーテンレールです。カーテンを選ぶ際には、カーテンレールも同時に決めると失敗が少なくなるでしょう。

1-4-1.注文住宅ならレールから選択可能

一般住宅の場合、カーテンレールはすでに取り付けられていますが、注文住宅ならカーテンレールも選択可能です。ナチュラルにまとめたいなら木製のレール、シャープにするならアイアンのレールを選ぶなど、好みのテイストに合わせてレールを選択しましょう。レールを隠すために、カーテンボックスを作る方法も選択肢です。

2.部屋別のおすすめカーテンは?

部屋によって、取り入れたいカーテンの種類も変わります。ここでは部屋別にカーテンのおすすめを紹介します。

2-1.リビング

リビングは家族が過ごす時間が長い場所なので、カーテンもこだわって選ぶ人が多いでしょう。上質な質感のあるカーテンで、家具を守るUVカットや室内を見えにくくするミラー加工などの機能性のあるカーテンがおすすめです。

 

また、リビングの窓の面積が大きいとカーテンも大きくなります。そのため、飽きのこない柄や色を選ぶのが大切です。優雅な雰囲気にするならドレープカーテンを、シャープでモダンな雰囲気にするならシェードやブラインドを選ぶと良いでしょう。

 

バーチカルブラインド(縦型のブラインド)は左右に開け閉めが簡単にできるので、ベランダなど出入りがある場所におすすめです。

2-2.和室

和室に採用するカーテンは、アースカラーのものなど、落ち着きがある色や柄を選ぶのがおすすめです。和紙のプリーツシェードなど、和室向けのカーテンもたくさんあります。また、あえて洋館風にするために、洋風で重厚感のカーテンにする方法も選択肢の一つです。

2-3.寝室

寝室は熟睡できる環境を整えられるカーテン選びが大切です。防音性や遮光性のあるカーテンを選ぶと快適に眠れるでしょう。

 

ただし、朝日を感じて目覚めたい場合には、遮光度合いを落とすのもおすすめです。色はリラックスできるブルーなどの色を選択しましょう。

2-4.子供部屋

子供部屋のカーテンはお子さんの好みに合わせて選びましょう。床や壁は後から変更できないため、あまり子どもっぽいものにすると成長後の扱いが問題になりますが、カーテンなら変更できます。

 

小さいお子さんの部屋であれば、ビタミン柄やポップな柄もおすすめです。朝日を浴びて目覚めたほうが体内時計が整いやすいので、遮光機能は高すぎないものを選ぶと良いでしょう。

2-5.すりガラスの窓にはカーテンをつけない?

すりガラスの窓は外から中が見えないから、カーテン不要でも良いだろうと思うかもしれません。しかし、窓と人の距離によっては意外と見えてしまうため、カーテンなしだと気になる場合があります。その場合は、小窓用のカーテンやロールスクリーンを取り入れましょう。

3.見積もりが「高い」と感じたら?

新築のカーテンは数が多いため、金額が思っていた以上に高くなり、驚いてしまうかもしれません。ここでは、大体いくらくらいになるのかという予算総額と、そのポイントを紹介します。

3-1.1坪1.5万円~が相場

カーテンの値段の相場は1坪あたり1.5万円が相場です。そのため、40坪であれば60万円ほどからが目安となります。この相場は、カーテンそのものの費用だけではなく、採寸や取り付けについての費用もかかっています。

3-2.オーダーか既製品か

カーテンの相場はオーダーか既製品かで大きく変わります。既製品の方が価格は安い場合が多いですが、家を新しくするなら、サイズ感含め、家にぴったりのカーテンをオーダーして選びたいという人も多いでしょう。

3-3.ハウスメーカーか専門店かなど取り付け方法でも異なる

また、カーテンの取り付け方法でも予算は変わります。ハウスメーカーの見積もりが高いと感じた場合、街のカーテン専門店でも見積もりを依頼することもできます。

 

ただ、カーテンは壁の大部分を占めるインテリアの超重要アイテムなので、内装を担当したインテリアコーディネーターにトータルで依頼するのが安心です。

 

安く抑えるために自分で取り付けるという方法もありますが、カーテンの採寸ミスなどで失敗してしまう可能性もあるため、あまりおすすめできません。

4.新築時のカーテン選びの失敗例よくある失敗例を紹介

せっかく家を新築したなら、カーテンで失敗したくないですよね。よくある失敗例をチェックして、同じ失敗をしないよう備えましょう。

4-1.採寸ミスで寸法が合わない

失敗としてよくあるのが、寸足らずになるなどの採寸ミスです。寸足らずになると、部屋の光が漏れてしまう、防音性や遮熱性などカーテンの性能が発揮できないなどの問題が起きてしまい、生活をする上で大きなストレスになります。

 

カーテンの測り方には窓枠の長さを測るのではなく、レールからの長さを正確に測る、エアコンの位置や扉の開閉なども考慮するなどの注意点があります。

4-2.節約を考えた結果、見た目や機能に不満がある

機能性や見た目にこだわると費用が高くなりがちですが、コストを抑えることに偏りすぎると不満の原因になります。カーテンは面積が広いため、質感などちょっとした妥協が目立ってしまいがち。納得できる質やデザインと費用のバランスが上手くとれるように選びましょう。

5.新築時のカーテン選びを楽しもう

新築時のカーテン選びのポイントを抑えておけば、失敗して後悔する可能性を抑えられます。窓の質や向き、部屋の種類などでも必要な機能が異なるため、設計の打ち合わせ時にハウスメーカーのインテリアコーディネーターに相談するのがおすすめです。

 

選び方によっては家の満足度も上げてくれるカーテン。家づくりや家具選びとともに、楽しくカーテンを選びましょう。