国産ヒノキ材を使った1階床枠組材(土台・床根太)の標準採用について
三菱地所ホーム株式会社(東京都港区 社長 脇 英美)は、耐震性に優れた2×4工法の構造材について、昨年の国産針葉樹による構造用合板の標準採用につづき、住宅の1階床部分に100%国産ヒノキ材を使った床枠組材(土台・床根太)を採用し、当社注文住宅の標準仕様と致します。
1.背景
戦前戦後を通じた植林活動によって国内の森林は人工林を中心に成熟期を迎えており、そうした中で日本国内のヒノキは伐期に達しています。森林維持には伐採と継続的な植林が必要とされており、需要低迷が続く国産材については一層の消費拡大が求められています。
2.生産地
(1)土 台[無垢材] 産地/大分県、宮崎県
(2)床根太[集成材] 同 上
3.国産ヒノキ材の採用理由
・国産ヒノキ材を床枠組材として採用することが計画的伐採と植林のサイクルを生み、顧客層に対して住まいづくりを通じて、国内の森林保全に貢献できていることを訴求していく。
・定量的な採用は生産地域の活性化につながる。
・ヒノキ材は圧縮・引張などの力に対する強度に優れ、耐腐朽性やシロアリなどに対する耐蟻性にも優れている。
4.切替時期
2009年5月1日受注分より
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三菱地所ホーム株式会社
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03-5561-5090