Vol.3 風呂はもはや「FURO」であり、インテリアである。

日本人なら当然の習慣である入浴に対する「風呂」。あまりにも当たり前すぎるためか、風呂をひとつの設備・機能として認識してきたふしがある。その概念を見事に打ち破り、世界でも認められる品質を創り続けているのが「JAXSON」だ。

癒しをつくる、という使命

風呂は、汚れた身体を清潔にするためだけのものではない。ルーツは宗教と大きく関わりがあり、古くは平安時代へと遡るという。仏教の経文では「入浴は七病を除き七福を得る」とされ、目に見えない汚れ「穢(けがれ)を清める」ことがその目的だったようだ。よく「風呂に浸かる」という表現をするが、これは「空間に身も心も浸透する」という宗教的解釈が語源になっており、主に僧侶が儀式として行っていたのだという。当時、風呂はそれだけ神聖な場所として捉えられていたようだ。時は流れ江戸時代になると、風呂は庶民が気軽に利用できるようになり日本の文化として定着。神聖さは影を潜め、体を清潔に保つための施設へと移行していく。以来今日まで、日本人は風呂と共に暮らしを愉悦し、現代では全国に2万を越える温泉施設を有する。

しかし脈々と受け継いできているのは、精神を浄化するためにあるということ──つまり癒しにつながる空間であるということだ。1000年以上の時を経て、風呂は今、暮らしの主役になり

1000年以上の時を経て、風呂は今、暮らしの主役になりつつある。風呂空間をメインとし、バスタブをインテリアとして捉える

つつある。風呂空間をメインとし、バスタブをインテリアとして捉えるのがJAXSONの哲学だ。「インテリアを購入される時、大きさ、色、使い心地などを基準に、こだわりをもって選ぶことと思います。しかしお風呂は?……というと、浴室のサイズに合わせた規格のユニットバスであるため、選ぶとしたらせいぜい色ぐらいですよね。もちろんそれでも十分お風呂としての機能はカバーできますが、私たちはもっと“心の贅沢”にこだわったものを提供したいと考えているのです」とはブランドマーケティン部の清水亜子氏。日本の風呂文化を尊重しつつ、現代にあった癒しをデザインしているのがJAXSONだ。

>> 至高の“肌感”を追求したデザイン性

Ako SHIMIZU | 清水亜子

株式会社JAXSON・ブランドマーケティン部部長。創業者清水秀男の長女として入社以降、営業、社長室長、広報を務める。さまざまな役職で培った経験を活かし、現在はブランドマーケティン部部長としてJAXSONのブランディング、マーケティングを統括。清水秀男スピリットを長年肌で感じてきたからこそわかるJAXSONのこだわりを世界に広げている。

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