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夏の愛犬

全館空調 | 2025.08.19

愛犬の暑さ対策におすすめのグッズや室内の工夫|人もペットも快適に

全館空調空調アイディアペット

犬は人間よりも体温が高く、被毛で覆われているため、汗で熱を下げることが苦手です。呼吸で熱を逃す「パンティング」しかできず、夏場は熱を逃がしてあげる対策が必須となります。

本記事では、愛犬の効果的な暑さ対策を室内とお散歩時にわけて解説します。人も愛犬も快適に過ごせるよう環境を整えましょう。

1.愛犬の暑さ対策におすすめの工夫【室内編】

室内での愛犬の暑さ対策におすすめの方法は以下の通りです。

● 留守番中もエアコンを25~26度でキープする
● 遮光カーテンを取り入れる
● 保冷マットを用意する
● こまめに水分補給できるようにする

エアコンの温度も大切ですが、水分補給や保冷マットを用意するなどの工夫をすることも重要です。特にチワワやブルドッグのように鼻の長さが短い短頭種は熱を逃すのが苦手なため、しっかり対策してあげましょう。

1-1.留守番中もエアコンを25~26度でキープする

留守番中も含め、気温がやや低めでもエアコンをつけないのは危険です。留守中でも、設定温度は25〜26度に設定することをおすすめします。

ただし、冷たい空気は下に溜まりやすいことに注意が必要です。エアコンと扇風機・サーキュレーターを同時に使い、部屋の空気を循環させることで、温度をキープできるよう工夫する必要があります。

また、湿度についてもドライ機能を使い、40%〜60%程度になるように調整することが大切です。湿度が高いと体内の熱を放出できず、体内に熱を溜め込んでしまいます。ドライ機能を使うと、部屋の温度を過剰に変えずに湿度を下げられます。

1-2.遮光カーテンを取り入れる

日光がよく入る部屋の場合、遮光カーテンや遮熱カーテン、窓に直接貼り付けるUVカットシートを取り入れることで暑さを緩和できます。特に外出中に西日が入る場合には、遮光効果が高く効果的です。

また、愛犬のケージやベッドは、日が直接当たらないところにおき、温度が上がりすぎないよう注意する必要があります。

1-3.保冷マットを用意する

ケージに保冷マットを敷いて、体温を下げられるよう暑さ対策グッズを用意することも効果的です。ひんやりとした肌触りの接触冷感素材や、冷感ジェルを使用したクールマットは、ペット用でも販売されています。

保冷マットであれば、長時間にわたって涼しく保ってくれるため、室内を快適に過ごすのにおすすめです。

1-4.こまめに水分補給できるようにする

熱中症対策には十分に水分をとることが欠かせません。水分補給できるところを複数用意することで、留守番中でも飲み水を切らさないようにしましょう。暑い日は水が傷みやすいため、最低でも1日2回は水を交換することがおすすめです。

こまめな水分補給は体温を下げ、脱水を予防する効果があるため、飲み水はたっぷりと用意しておきます。お留守番の時間が長い場合は、浄水機能付きの自動給水機があると便利です。

2.全館空調で犬も人も快適に

愛犬のために室内の環境を快適に整えたいのなら、三菱地所ホームの全館空調システム「エアロテック」がおすすめです。

業界トップクラスの省エネ性能を誇り、ペットのために空調をつけっぱなしにしていても、個別エアコンを設置している一般住宅と比べて断然リーズナブルに利用できます。

家中の空気を24時間循環させながら換気し、ペットのニオイを徐々に屋外へ排出できるため、暑さ対策と同時にニオイ対策が可能です。窓を開けなくても快適なため、屋外への脱走や鳴き声の心配もなくなります。

また、UVクリーンユニットがアレル物質をしっかり除去してくれるため、アレルギー対策も可能です。専用の脱臭フィルターも用意され、室内飼いでも快適な空気環境を実現できます。

愛犬と暮らす家の実例はこちら

3.愛犬の暑さ対策におすすめの工夫【屋外での散歩編】

水を飲む犬

愛犬を飼っていると、避けられないのが散歩中の暑さ対策です。散歩や愛犬の運動は欠かせないものの、事前に対策できるものもあります。

● 涼しい時間に散歩する
● 夏はアスファルトの上を歩かない
● お出かけ時には水のペットボトルを携帯する
● 首に保冷剤を巻く
● 猛暑の日は室内遊びに切り替える

ちょっとした対策でも、暑さ対策として十分な効果を発揮しますので、ぜひ参考にしてください。

3-1.涼しい時間に散歩する

散歩の時間を変えて涼しい時間に散歩するのがおすすめです。日中は気温自体が高いことに加え、地面の熱もあり愛犬が暑さを感じやすくなります。

散歩に行く際は早朝の気温が上がる前か、夕暮れから夜にかけての暑さが和らぐ時間帯であれば、人も愛犬も快適に散歩できるため、おすすめです。特に地面に熱が残っていない早朝は、日中と比べてかなり散歩しやすくなります。

3-2.夏はアスファルトの上を歩かない

夏のアスファルトは熱くなりやすいため、肉球がやけどする危険性があります。そのため、夏はアスファルトの上を極力歩かせないことが大切です。

夕方は気温が下がっていても、1日の熱がアスファルトに溜まっていることがあります。そのため、地面に触って暑さを確認しておくと安心です。

土や草の上などの上を散歩する場合はそれほどやけどの心配はありませんが、アスファルトがどうしても避けられない場合は、日中は日陰だった場所を歩くことがおすすめです。

3-3.お出かけ時には水のペットボトルを携帯する

脱水防止として、散歩中も水分補給をしっかりと行うことが大切です。水か氷を入れた水筒やペットボトル、お皿を持って行くと、散歩中でも水を補給できます。

ワンタッチ式のウォーターボトルを用意すると、片手でフタを開けられるため便利です。

3-4.首に保冷剤を巻く

愛犬の首すじを冷やす保冷剤もおすすめです。冷蔵庫で冷やして使えるものや、水で濡らすだけで使えるものなど、さまざまな種類があります。

首すじを冷やす際には、首の前にある頸動脈を冷やすことがポイントです。前側の頸動脈の血管は太いため、効率的に身体の熱を下げられます。

3-5.猛暑の日は室内遊びに切り替える

あまりに暑い日は無理に散歩に出かけずに、散歩の代わりに、室内遊びに切り替える判断も選択肢です。運動不足は愛犬のストレスを溜める原因になりますが、室内遊びでもしっかりと遊べる方法があります。

部屋のどこかにおやつまたはおもちゃを隠す宝探し遊びや、引っ張りっこなどがおすすめです。また、ボールやおもちゃを投げて持って来させる方法もあります。

何度も同じ遊びをしていると愛犬が飽きるおそれもあるため、何種類か遊びのバリエーションを準備すると継続的に遊べます。

4.愛犬の暑さ対策をする際の注意点

エアコンのついた部屋で休む犬

愛犬の暑さ対策をする際には以下の点に注意が必要です。特にエアコンの人感センサーは意識しておきたいポイントです。

4-1.エアコンの人感センサーをオフにする

留守番時に注意したいのが、人感センサーのあるエアコンです。小型犬など体の小さい犬は人感センサーに反応せず、誰もいないと判断されエアコンが切れてしまう可能性があります。

留守番時にエアコンを使用する場合には必ず設定を確認し、人感センサーをオフにすることを忘れないようにしましょう。

4-2.サマーカットをする場合は紫外線や害虫に注意

愛犬の暑さを和らげるためにサマーカットをするケースもありますが、暑さ対策としての効果はあまりないとされています。

被毛がないことで太陽の熱がダイレクトに肌に当たり、かえって熱くなってしまう場合もあるため、注意が必要です。犬は発汗機能がないため、毛が日差しから肌を守る役割を果たしています。暑さ対策をする場合は、ブラッシングし、通気性が高い夏毛へと促す方が効果的です。

サマーカットは紫外線や害虫のトラブルが発生することもあるため、必要に応じて対策するようにしましょう。

5.人も犬も快適な暑さ対策を取り入れよう

室内での愛犬の暑さ対策は、人が快適な状態に保つことが基本的な対策として効果的です。三菱地所ホームの家は全館空調「エアロテック」で愛犬はもちろん、家族全員が365日24時間快適に過ごせる空間を実現します。

湿度も一定に保つことができ、ニオイやアレルギーにお悩みの方にもおすすめです。気になる方は三菱地所ホームのホームギャラリーで、ぜひ体感してみてください。

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