「エアロテック」の開発ヒストリー

HISTORY

「エアロテック」の開発、それは高齢者向け住宅の研究からスタートしました。

1984

三菱電機が
住宅用VAVダクト空調システムの研究を開始

1989

高齢者向け住宅の研究を開始
セントラル冷暖房換気システムの研究を開始

  • 日本大学野村研究室と共同研究を開始
  • 北欧高齢者住宅を視察
  • 高齢者住宅アンケート実施
  • 三菱電機「住宅用可変風量方式による空調システム」を空調・冷凍連合講演会に発表
日本大学野村研究室スタッフと一緒に、北欧の住宅を視察
1990

高齢化社会対応住宅の設計に着手

1991

セントラル冷暖房の高齢化社会対応モデルハウス完成

  • 欧州高齢者住宅を視察
  • 三菱電機との共同研究会「M&M研究会」を発足。現在も継続しており月1回ペースで定期的に実施
大船に建てられた実験棟
1992

高齢化社会対応住宅を発表

高齢化社会対応住宅の玄関ホール
1993
  • 「住宅用VAV空調システムの研究」を空気調和・衛生工学会に発表
  • 三菱電機の大船にある研究所にダクト空調評価用の実験棟が完成
1994

全館換気システムを装備したモデルハウスを発表

  • 三菱電機との共同研究を開始
1995

全館空調「エアロテック」の家、第1号棟完成、販売開始

  • 建設省建築研究所(当時)、三菱電機と「空調機器の確認と換気性状」の共同研究を開始
  • 建築研究所の実験施設で実験を実施
「エアロテック」第一号となった「みなとみらい21モデルハウス」
1996

コントローラーの仕様を変更
吹出口の仕様を変更

  • 大船(三菱電機工場内)の実験棟において、フィールド実験を開始
  • 東京大学と共同研究を開始
  • 「木質住宅の空気循環に関する研究」を木材学会に発表
1997

エアロテック研究所を設立

  • 官民共同研究「健康的な居住環境形成技術の開発」(1997~2000年)に参画し、エアロテック住宅におけるホルムアルデヒド実測調査を実施
  • 「全館空調換気システムを搭載した気密住宅の換気性状に関する研究」を建築学会に発表
蓄積されたデータ類とエアロテックレポート
1998
  • 建築研究所、三菱電機との共同研究の成果物として、共著で「これからの家-健康で快適なすまい」(快適住居研究会編)を鹿島出版より出版
1999

断熱性能の向上を目指し断熱仕様を改良
換気ユニットと吹出口の仕様を改良

  • 関西電力の研究に協力し、関西地区でオーナー邸の消費エネルギー調査を実施
2001

タイマー機能追加などコントローラーの仕様を改良

2002

「エアロテック」新バージョンを発表

2003

システム機器の長期5年保証と、5年間の無償定期点検制度を実施
「エアロテック」を注文住宅に標準搭載

  • 一般家庭における空気環境の意識調査をインターネット上で実施
  • 「エアロテック」のオーナー邸における「カビ・ダニ調査」を実施
  • 住まいの空気環境の小冊子「住まいの空気読本」を制作、発行

建築基準法が改正され、高断熱・高気密の新築住宅に常時換気設備の設置義務づけられる

無償定期点検の様子
2004

VOC除去フィルター(オプション)を開発

2006

「エアロテック」システム事業提携開始
コントローラー、吹出口を仕様変更

2011

「エアロテック」新バージョンを発表

  • 業界トップレベルの冷暖房平均COP4.15を達成
  • きめ細かな各室温度の設定が可能なオートバランスコントロールを搭載
  • 対応床面積約65坪に進化
2021

梅雨時期も便利な『冷房・除湿自動切替機能』を追加
床置き型全館空調システムで「省エネ性能業界 No.1」※2021年10月~2024年2月

2023

「エアロテック-UV」を標準搭載

2024

スマートホーム「HOMETACT」との連携を実現

2025

全館空調システム「エアロテック」販売開始30周年
「10年保証システム・5年点検パック」サービスを提供開始