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注文住宅 | 2025.12.19

子育てしやすい間取りとは? 家族の暮らしをラクに楽しくするヒント

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子育てと家事と仕事の両立に忙しい日々にも、子育てしやすい、家事効率のよい間取りを工夫することで、時間的な余裕が生まれ、家族が楽しく過ごせます。

本記事では、子育てしやすい間取りのアイデアを紹介します。

1.子育て世帯におすすめ! 育児中に役立つ間取りアイデア

子育て世帯には、家事をしながらお子さんの安全を守れる対面式キッチンや、家事の時短ができるランドリールームやファミリークローゼットがある間取りが人気です。

ちょっとした工夫で育児中の暮らしがラクになる間取りのアイデアを紹介します。

1-1.回遊できる間取り

中庭を眺められる大きな窓を設置したリビングダイニング

育児中には料理の合間にお子さんの世話をしたり、お風呂を洗ったりなど、同時並行で作業せざるを得ないことが多々あります。そこでおすすめなのが、キッチンからリビング、脱衣室、浴室などに回遊できる間取りです。

どこからでも必要な部屋にアクセスしやすくなるため、例えば、洗濯してからすぐに家事に取り掛かる、洗濯の途中で泣き出した子供の様子を見るということもしやすくなります。

扉をつけない、または引き戸にして開け放しておけば、扉を開閉する手間が省けるため、より効率がよくなります。

1-2.部屋を見渡せる対面式キッチン

リビングとつながった対面式キッチンであれば、子育て中に最も多い、台所で料理や洗い物をしている間にリビングなどで遊ぶお子さんを見守るということもできます。

台所に立っている間、お子さんのいる場所が死角になることがなく、部屋全体の状況を把握しやすくできるのが、対面式キッチンの魅力です。

また、料理をしながらでも子どもと会話がしやすくなり、ときには遊びに加わることもできます。

1-3.ストック類を保管できるパントリー

多目的に使えるユーティリティコーナーに隣接するパントリー

子育て中、特に赤ちゃんのころは粉ミルクやおやつ類、ミネラルウォーターなどのストックが増え、食料品の保管場所が広く必要になります。キッチンのそばにストック類を保管できるパントリーがあると便利です。

また、パントリーとユーティリティスペースを隣接させると、家事の合間に園の書類を書くなど、ちょっとした作業をするのに役立ちます。

また、こちらのような大型のパントリーを採用すると、キッチン周りの調味料から食材まで全てパントリーに収納できるため、キッチンを常にきれいな状態に保てます。

1-4.ベビーカーが置けるシューズインクローゼット

三和土(たたき)から直線の鉄骨階段を見せるようにしたのは、インダストリアルデザインにあこがれのある施主のこだわり。

子育て中は、玄関にもお子さんの靴や外で遊ぶおもちゃなど置く物が増えます。シューズインクローゼットがあれば外で使うものをまとめて収納でき、ベビーカーも広げたまま片付けられ、置き場所に困りません。

玄関スペースがかなり広くなり、扉を閉めれば隠せるため、見た目の印象もスッキリとします。

1-5.家事の時短に役立つランドリールーム

お子さんがいる家庭では、洗濯物が増えやすく、ランドリールームがあると安心です。外に干すと花粉やアレルギーの心配がある人もいますし、共働きで長い時間洗濯物を干しておくのが防犯上良くないと考える人もいます。そうした理由で、室内干しをする人が増えています。

ランドリールームがあれば、洗濯と室内干しを一カ所でまとめてできるので便利です。三菱地所ホームなら全館空調システム「エアロテック」が標準装備なので、部屋干しでも衣類が自然に乾きます。

1-6.家族の衣類を収納できるファミリークローゼット

ランドリールームの隣にぜひ用意したいのがファミリークローゼットです。ファミリークローゼットがあれば、家族全員の衣類をまとめて収納できます。

衣類が各部屋に散らばっていると、収納するときにそれぞれの部屋に洗濯物を持っていく必要があり、大きな負担になります。ファミリークローゼットがあれば、そのような負担がないため、家事動線を効率化させることが可能です。

使いやすさを追求したゆったりとしたランドリールーム

1-7.お昼寝ができる畳コーナー

和室を確保するのは、家全体のスペースから難しいこともあります。畳コーナーがあれば、畳が柔らかいため、お子さんと一緒にお昼寝したり、ちょっと横になったりするときに便利です。

下を収納にした小上がりの畳コーナーも人気があります。

1-8.人が集まる吹き抜けのリビング

子育て中は、家族団らんの時間を大切にしたいと思う人も多いかと思います。吹き抜けの開放的なリビングがあれば、自然と人が集まり、家族のコミュニケーションが促進される空間が作れます。

高い位置に設置した窓から光を取り込むことで明るさもプラスされ、より開放的な空間を演出することが可能です。

1-9.家族それぞれの居場所をつくるヌック

開放的な吹き抜けのリビングでも、家族で会話を楽しむ時間だけでなく、それぞれの居場所でくつろげると、さらに居心地の良い部屋になります。

そのような場合に役立つのがヌックです。ヌックとは小さめのくつろげるスペースを意味し、デッドスペースなどの空間を有効活用して作れます。ヌックがあると、家族が同じ空間にいながら、読書や仕事をするなどプライベートな時間を確保できるため、家全体の居心地がよくなります。

ヌックであれば、スペースもそれほどないため、花柄など大胆な壁紙や個性を出しやすい点も魅力です。

1-10.安心して遊べる庭

ゆったりとした庭

小さなお子さんがいる家庭で特に活躍するのが庭です。庭は安全に子どもを自由に遊ばせる空間で、リビングで見守りながら、家事をこなせます。

週末は家族でバーベキューを楽しむ、夏は子ども用のプールを出すなど、さまざまな場面で役立ちます。

1-11.マンションのような暮らしができる平屋

お子さんが小さいうちは家族で一緒に寝ることが多く、子ども部屋を作っても少し成長するまで使われません。2階があっても活用しきれないうえに、上り下りする労力が必要なため、使われないケースも多々あります。

近年では、動線がスムーズでマンションや賃貸アパートのようなワンフロアの暮らしができる平屋も人気です。戸建ての平屋であれば、動線がシンプルになり、階段で転倒するなどの事故の心配もなくなります。

2.子育て世代に人気! 家族の暮らしをラクに楽しくするヒント

子育て世代の間取りを作るのに役立つヒントはまだまだあります。これから子育てをスタートする人の場合、お子さんが生まれてからの想像はつきにくいものです。

そのため、新築を検討の際には、こちらの内容をぜひ参考にしてみてください。

2-1.共働きでも家事をこなせる家事動線の良い間取りにする

共働きで子育てをしていると毎日が忙しく慌ただしい生活になります。そのため、少しでも家事がしにくいということがないよう、水回りを一カ所にまとめるなど家事動線の良い間取りにすることが重要です。

例えば、最近では1階に主寝室を設ける人も少なくありません。2階建てでもお子さんが小さい頃には家族が1階で寝られ、将来は夫婦が平屋のように1階のみで過ごすことができ、生活の負担が少なくなります。

三菱地所ホームの家ならスマートホーム「HOMETACT」が標準搭載されており、家事動線の効率化に活用できます。お子さんとの帰宅時間に合わせてスマホ操作でお風呂を沸かしたり、遠隔からの鍵の操作ができたりと、お子さんの鍵の保管に困ることもありません。

HOMETACT

2-2.全館空調で家の中を有効活用する

子育て中は、子どもをトイレに連れていく、別の部屋で昼寝をさせるなど、部屋の移動が増えやすい傾向にあります。そのような場合に役立つのが三菱地所ホームのエアロテックです。

三菱地所ホームの家なら全館空調「エアロテック」で24時間温度と湿度を自動で整え、家全体を快適にキープできます。

例えば、ランドリールームにも個別にサーキュレーターや乾燥機を置く必要がなく、そのまま部屋干しでもすっきり衣類が乾きます。またヌックや廊下など、ちょっとしたスペースでも空調が効いているため快適に過ごすことができます。
さらに、吹き抜けとも相性抜群。大きな空間でも空調効率が良く、注文住宅ならではの間取りを思い切り楽しむことができます。

お子さんが少し成長すると「寒いからトイレに行きたくない」といったこともありますが、全館空調があれば家中の温度を快適にキープ可能です。子どもが家にいるのを嫌がらなくなり、お子さんとの生活がスムーズになるでしょう。

子育て世帯のエアロテックのメリットとは

2-3.常に整理できるよう収納計画をしっかり行う

子育て中は子どものものが成長とともに増えていきます。家事の負担を減らすため、使うものを使う場所の近くで収納できるよう、計画的に収納場所を考えることが大切です。

収納スペースが十分にあることで、常に整理された住まいになります。そのほか、子育て世代の住まいの工夫について、こちらの実例も参考にしてください。

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3.注文住宅で子育てしやすい理想の間取りを実現しよう

子育て中の暮らしに理想的な住まいがつくれるのも、注文住宅ならではの特徴です。間取りや設備を工夫し、家事を時短しながら、家族で豊かな時間が過ごせる理想的なマイホームの実現を目指しましょう。

全館空調があれば、家中を快適に保てるのでロフトや扉がない回遊式の間取りも考えやすくなります。気になる人はぜひ一度モデルルームへ足を運んでみてください。

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