玄関は家の第一印象を決める重要な空間です。おしゃれに見せるためには、デザインだけでなく収納などの実用面や照明計画まで、幅広く考える必要があります。加えて、玄関の内と外(ポーチ)で考えるべきポイントも変わるため、全体のつながりを意識することも大切です。
本記事では、玄関づくりの基本ポイントと建築実例を通して、理想の玄関デザインを紹介します。玄関の間取りをどうするべきかお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.玄関をおしゃれに見せるために大切な3つのポイント

玄関をおしゃれに見せるためには、リビングや他のスペースとは違う見せ方を考えることが大切です。ここでは、玄関をおしゃれに見せる3つのポイントを紹介します。
1-1 玄関は「内」と「外(ポーチ)」を分けて考える
玄関は「内」と「外(ポーチ)」で見せるための考え方が違います。玄関内はインテリアや収納・照明など、「見た目」と「暮らしやすさ」の両方から考えることが大切です。例えばウォークインクローゼットやシューズクローゼットなどは暮らしやすさに大きく影響しますが、これらをいかにしてスッキリ見せられるかどうかが、見た目の印象を左右します。
玄関外(ポーチ)はポーチ単体で考えるのではなく、外観やアプローチなど、全体のバランスを見て考えることが大切です。それぞれの設備をあわせて考えることで、玄関全体がおしゃれに整います。
1-2 タイル・照明・インテリアは見せるものを
玄関を見せる要素であるタイル・照明・鏡・インテリアについては、どれか1つを主役にして見せることが大切です。こだわりをあれもこれもと詰め込んでしまうと、玄関が雑然としてしまい、かえって印象が悪くなることもあります。
主役となる要素はアクセントとなるデザインや色を採用し、主役以外の要素については、壁や床などと色合いを合わせることがポイントです。主役を最初に定めることで、全体が調和しつつ、主役となる要素にインパクトを持たせられます。
1-3 収納・棚で生活感を隠し、玄関をすっきり見せる
靴・傘・鍵置きなど、生活感が出やすいものは収納計画で隠すことで、スッキリとした玄関を演出できます。そのために重要なのが、棚や収納スペースです。生活動線に馴染みつつ、スッキリと隠す収納棚をうまく活用しましょう。
正月飾りや置物のように季節のインテリアを配置することを意識すると、まとまりがある空間を演出しやすくなります。
玄関マットについては、主張の強いデザインを避け、床タイルやインテリアと調和した色合い・素材感のものを選ぶことが大切です。
2.【建築実例】玄関内がおしゃれな一戸建ての事例
玄関内をおしゃれに見せる上で、意識すべきことはたくさんありますが、どのように意識すべきか、イメージできない人もいるのではないでしょうか。ここでは、注文住宅の事例をいくつか紹介します。
2-1 アクセントウォールと照明で魅せる、ホテルライクな玄関ホール

石張りのアクセントウォールを採用し、アクセントウォールを際立たせるようにダウンライトで照らしています。天井には間接照明を採用。壁と天井は明るめの壁紙を採用し、上品でありながら適度な明るさを演出しています。
アクセントウォールは、室内を隠す間仕切りとしての役割も果たしていることもポイントです。ドアで部屋を仕切らずに、室内のプライバシーを確保しています。
2-2 愛車を眺められるラウンジのような玄関ホール

玄関ホールを広めに取り、ビルトインガレージと玄関の壁をガラス張りにすることで、愛車を眺めるラウンジのようにした間取りが特徴です。
床には光が反射する光沢のある大理石を、愛車を眺められるテーブル席の上にはデザイン性の高いシャンデリアのような照明を使い、光が映える美しい空間に仕上げています。
2-3 モノトーンの壁面と坪庭がつくる、アーティスティックな玄関エントランス

モノトーンの壁面は地層のような模様でデザイン性が高く、窓から見える坪庭をアクセントにした玄関です。扉を開けた後の目線が抜けるポイントを作ることで、より広く感じるよう設計されています。
床や壁は全体的に明るめの色合いを採用し、暗くなりすぎないようにすると同時に、大きめの窓から坪庭を見せることで、適度に光を取り入れていることが特徴です。こうすることで、閉塞的になりすぎず、坪庭をアクセントにした玄関を実現しています。
坪庭の景色は季節にあわせて移ろいゆくため、季節の変化も感じられる玄関です。

一般的な玄関よりも広めにスペースを確保し、大判で石目模様の入った大理石の床を使って、ホテルのようなラグジュアリーな印象に仕上げた玄関です。正面は、アートウォールとインテリアが目に入るようになっており、ダウンライトの照明がスポットライトのように取り入れられています。
左側は天井までの高さのある広めのシューズクローゼットを配置し、収納力も抜群です。お客様をお迎えするときには扉を閉めて目隠しもできるようになっています。
3.【建築実例】玄関外(ポーチ)がおしゃれな一戸建ての事例
玄関も大切ですが、玄関外のポーチも玄関を考える上で大切にしたい部分です。ここでは、玄関外(ポーチ)がおしゃれな戸建ての事例を紹介します。
3-1 壁一面のタイルとライトで上質に演出した外観

全体のレイアウトを工夫し、豪華な佇まいに仕上げつつ、セキュリティ面にも配慮された玄関です。壁一面タイルを貼って統一感を出し、効果的に照明を使って演出する上品な外観が特徴です。石壁はグレーの素材を使いつつ、軒天には濃いブラウンの木材を使うことで、上品さと温かさが両立する空間に仕上がっています。
玄関が外から見えないよう、動線にも気を配っており、プライバシーが確保されるよう間取りも工夫されています。
3-2 植物・木調の門扉で彩る、外から美しい玄関デザイン

木製ドアの門扉と、植栽が家全体の印象を彩っていることが特徴です。シンメトリーで整ったヨーロピアンテイストの外観は、ネイビーとホワイトのツートンカラーで仕上げており、豊富に取り入れられているモールディングと門扉が自然と目を引くデザインになっています。
28坪という比較的狭い土地ですが、3階建やビルトインガレージも取り入れ、スペースをうまく使い、十分なスペースを確保することに成功しました。
3-3 間接照明と自然素材が迎える、奥行きのある玄関デザイン

通風や採光が確保できるよう、木目調のルーバーや観葉植物で目隠しをしつつ、プライバシーも確保した玄関ポーチです。通常プライバシーを確保しようとすると、壁や天井などで部屋全体が暗くなってしまいやすいのですが、ルーバーを使用することで、その問題を解消しています。
ルーバーは横組のものを使い、家全体の特徴である水平のラインをより印象的なものに仕上げました。明るめのグレーのタイルは大判のものを使っており、木製のルーバーの存在感を際立たせています。
4.玄関の質感や心地よさをモデルハウスで体感してみよう

玄関は来客者の印象を決定づける重要な要素ですが、写真ではタイルの質感や照明の明るさ・陰影について十分に伝わりません。玄関の間取りの工夫は玄関内部と外(ポーチ)のつながりや、実際の広がりを体感して初めてその魅力が明らかになります。
三菱地所ホームは完全自由設計で、どんな間取りも実現可能。自分たちらしい玄関のデザインを形にできます。
ホームギャラリーで、玄関から始まる住まいの心地よさを体感できますので、気になる方はぜひこの機会に、来場予約をしてみてはいかがでしょうか。







